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縁あって我が家に来た野良ショ・オサムは「行丸-ゆきまる-」と名前が変わり新しい家族となった。ここはそんな行丸のわりと暇な日常を書き綴った日記。2012年4月に虹の橋を渡ったゆきまる。そして今は飼い猫修行中の「ジュリー(仮名)」をお預かり中。そして2016年4月、ジュリー社長はめでたく関西支社へ栄転の運びと相成り候。
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納骨をしようかお兄ちゃんと話をした。
代々の猫達が眠っているペット霊園はさほど遠くない場所。
人間もいずれはお墓に納まるのが慣わしではあるのだけれど…

お兄ちゃんは、納骨したほうがいいと言う。
でも、どうしてもお母ちゃんの気持ちに踏ん切りがつかない。
いまでもゆきちゃんの残像が、家のあちこちに残っている。 お兄ちゃんの枕の上、布団の上、お母ちゃんの机の上、コタツの中、洗面所の横…
いつも視界の端っこに、あの縞々模様がふっと横切る。

納骨をしたらそれがみんな少しずつ消えていってしまうような気がする。

もう少し…もう少しここに居てくれるだろうか。ゆきちゃん。

画像は、ゆきまるがまだ「おさむ」と呼ばれ、横浜の会社でお世話になっていた頃。
うちに来たときに、ゆきまるはいつも何かを訴えていた。

『ボクをオジサンたちのところへ返して!』そんなふうに聞こえた。

慣れたらきっと落ち着いてくれる。そんな風にも考えていたけれど…
ゆきまるにとって、あそこが一番幸せな場所だったんじゃないか、と最近ふと思ったりする。
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もう・・・
ふと気づくと
ゆきちゃんの四十九日だったのですね。
あっという間のような
つい昨日のような
お母ちゃんとお兄ちゃんにはお辛い日々だと

納骨ですか~
私も鈴をまだ土に戻せずにいます
もうすぐ3年なのに

勝手な思いこみで
あの子もここにいたいだろう。なんて

ゆきちゃんもそうかもしれませんね。

無理することはないと思います。

ゆきちゃんがあの場所に戻りたい。と
思っているとしたら
それはもしかして
まだ幼い頃かわいがってくれた家族が
自分を探しに来る。と
信じていたのかもしれませんね。

でもゆきちゃんはそれ以上に
愛されて過ごした4年を
絶対に感謝していますから信じてあげてください
猫ママ 2012/06/07(Thu)09:38:34 編集
>猫ママさん
お気に入りの場所にお骨を安置して、お水とお花を取り替えて蝋燭に火をともし、思い出し泣きばかりしていてはいけないと家の片付けや鉢植えの花などを購入して手入れしたり。
そんなふうに日が流れ、気がつけば四十九日。

この日を境に魂は現世を離れていくといわれていますが、ゆうべ初めてゆきまるが夢の中に出て来ました。
どうもお供えの「療法食」が気に入らないらしい(笑)。

もう体はないのだからもっと美味しいのが欲しいとおねだりに出てきたようです。
相変わらず食い意地は張ってるんだなぁ(泣き笑い)。

それとも、おかあちゃんの未練が引き止めてしまってる?

先々代の猫もどうしても納骨ができなくて5年も手元に留め置いてしまった。

生活環境が一変したのを機会に先代ともども霊園に納骨したけれど、できればずっとそばに置いておきたかった。

鈴ちゃん、もう3年ですか・・・
早いですね・・・

不思議な話なんですが、先々代の猫を火葬して家に戻ってきた時、火葬場の方角から突然強風が吹いてきて驚いた事があります。
その後、お骨の周辺で大きな音が響いたり、台所でいつもツマミ食いしていた時と同じ音が深夜に聞こえてきたり。

ああ、やっぱりここ以外どこにも行きたくないんだな、と。

ゆきまるは、最初の家族と何故別れる事になったんだろう。
言葉が話せたら聞いてみたいほど、謎な部分です。
どのような行き違いで迷子になったとしても捨てられてしまったとしても、ゆきまるにとっては最初のご家族が一番なんでしょうね。
そして、ひもじいところを助けてくれた工場のおじさん達も。

里親募集の頃の画像はずっと保存してありますが、目つきが野生的ですよね。
この目に惚れてうちの子になってもらった訳ですが、我が家に来た途端、おなかを出して爆睡という超離れ業をやってのけたゆきまる。

以後、だんだんと顔が可愛らしくなってすっかり家猫の風貌に変化してきました。
お外に居た頃とはまるで別猫。
皆さんもそんな風に思われたのではないかと。

ブログの画像を見返しながら、『あと10年は生きてくれる』と思っていた時期を思い出しました。

でも少しずつ病気は深く進行していたようです。
気がついたときは既に手術も叶わず。
手術=そのまま逝ってしまう事を動物病院で宣告され、出来るだけ痛みを伴わず命を延ばすか、それだけに絞られた時の一生忘れられない絶望感。

それだけに一時的とはいえ、投薬・輸液で回復した時は本当に嬉しかった。

最後は苦しめてしまったけど、おかあちゃんはあの最終判断を後悔していません。

そしてこのブログもそろそろおしまいにしようと思うんです。
ここは、「おさむ」が「ゆきまる」になってから4年間ほどの記憶の保管場所になります。

削除はしません。
以後は治療の経過など、残っている書類、血液検査の結果などとりまとめてpdfファイルで保存する予定です。

途中で忍者ブログの仕様が変わり、アフィリが勝手に掲載されるようになって本当にご迷惑をおかけしました。

猫ママさん、慰めてくれて本当にありがとう。
もう大丈夫です。
sheka 2012/06/07(Thu)17:10:09 編集
無題
こんなに想いを馳せてくれている家族がいるなんて、ゆきちゃんは幸せな猫です
shekaさんのおうちでの写真は格別に可愛いです
それだけで、どんなに大事にされていたか分かります
そんな写真を見るだけで、こちらも幸せな気持ちになります
おさむくんが幸せな家族のもとに迎えられますようにと近所の神社にお願いした、あの年のお正月、本当に叶ったのだと思った日から今日までずっと、ゆきちゃんの幸せは変わらず続いています
ゆきちゃんもきっと、おかあちゃんやお兄ちゃんのところが一番楽しかったって思ってますよ
私も猫に生まれ変わったら、shekaさんのような人に飼ってほしいと思います
ぐーやま 2012/06/07(Thu)18:48:02 編集
>ぐーやまさん
ぐーやまさんのブログにゆきまるのとびきり可愛い画像、掲載して下さってありがとう。
本当に子猫のような表情していて、とても獣医さんの言う「軽く10歳越え」は信じられないほど幼くクリクリの目にたまらず号泣しました。
そしてまたぐーやまさんの慰めに再び号泣w

ぐーやまさんの言葉を借りて、ゆきまるからのメッセージが降りてきたと信じていいですか?

至らないお母ちゃんだったけど、ゆきまると過ごした4年間は本当に楽しかった。

画像も動画もいっぱい撮影して、大勢の人に見てもらって、ここにゆきまるというツンデレ猫がいた、という記憶を残しておけば、お母ちゃんがいなくなっても永遠にその記録は残り、ひょっとしてゆきまるの元のご家族の目にとまる可能性もあるのではないかと夢みたいな事すら考えていました。

ゆきまるは律儀な猫です。
いつも遠くの誰かを見ているような表情でいることも多々ありました。
でも、お兄ちゃんが呼べば返事をして喜んで走ってゆく姿を見ると、きっと前の飼い主さんも男性だったのではないかと推測できます。

ひょっとしてこのブログが元の飼い主さんの目にとまるような奇跡があるならば、ゆきまるの魂は本当に救われるのかも知れません。

ぐーやまさん、ありがとう。
バッキーくん、ケリーちゃんをぎゅっと抱きしめて離さないでね。
決して迷子にしないようにね。
sheka 2012/06/07(Thu)21:27:19 編集
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