なんかこぼれてる

”王様のベッド”をしつらえておいたのに、朝７時ころまでホーホー鳴き続けた真夜中のフクロウ。
見れば使った形跡なし。
残念ながらお気に召さなかった模様。
慎み深いジュリーのこと、きっと遠慮しているにちがいないとお母ちゃんは合点して、今夜もそのままにしておく予定。

しかし、今朝はひとつ様子が違っていた。
なにか水に濡れたようなジュリーの足跡が押入れから点々と続いている。
またお漏らしか？と雑巾を持ってきたが、ちょっと何かが違う。
匂いもないし、ベタつく。

ハッと思い当たって押入れ奥を探ってみると…　当たり。
押入れ除湿剤がひっくり返って中に溜まった水がこぼれている。

これはまずい。

急いで周辺の荷物を出しこぼれている水をペットシーツで吸い取り、なおかつ念入りに何度も真水で拭き取る。
だけど、ジュリーの足にたっぷり吸い込んだと思われる「水溶液」はどうする？

押入れ湿気とりの成分：塩化カルシウム１００％

塩化カルシウムは一般に融雪剤として使われているものであるけれど、これを経口で多量摂取した場合、中毒症状を表す場合があるらしい。
（参照：どうぶつ相談室）

急ぎ、メーカーに問い合わせて詳細な成分と対処方法を確認した上で、先日、ジュリーを診察してくださった動物病院に電話し、指示を仰ぐ。

◆要点◆
・「水溶液」は足にたっぷり吸い込んでいるが、飲んだかどうかは確認できない。
・吐いていない
・朝ゴハンは食べている

以上のポイントで、獣医師は↓
「そのまま放置で大丈夫。人馴れしていない子を無理に押さえつけて洗うわけにも行かないし、そっちのほうがストレスになりますから。」
と、安心させてくれるお返事を下さったのだが…　確かにまた病院へ連れて行くのは現状では無理。

押入れの布の上でよぉ～く足をこすりつけておくんだよジュリー。
あとで回収して洗っておくからね。

猫は口が敏感で、滅多なものを口にしないとは思うが、時々、子猫でこういった事故を聞くことがある。
ヒモとか人間の薬とか。

今回は「除湿剤」が盲点だった。

他に危険要因はないかどうか、お母ちゃんはこれからも毎日ピリピリし通しです。

今日もかくれんぼ

本日もジュリーは壁際に寝返りうったまま、人の気配がある日中には決して姿を見せず、真夜中になるとフクロウに変身。

毎日、よく飽きないなぁ（´ω｀；）と思いつつも、こちらも同じパターンでゴハンを用意し、声をかけてフスマをあける。
本日の猫トイレ収穫は「ウンＰ☆」１．５個と「シッコ玉」１個と砕けたのがコロコロ。

食べるもの食べて出るものも出ている模様で何より。

しばらくは毎日、こんな報告が一ヶ月ほど続く予定ですが、ある意味「完全野良猫・飼い猫になるでござるの巻」としてそのうち誰かが参考にしてくれるかもしれない（そうか？）と、考え業務日誌のようにブログ更新中ｗ
そろそろ画像の一枚も欲しいところだけど、ま、ここは焦らない焦らない。

ジュリーがブログ書けたらさぞや壮絶な「捕まってしまったでござる」的な、悲哀日記が読めるかもしれないな。

大雪の朝

昨日から降り続いた雪で、周辺はまるで北国にいた頃のような一面の白銀。
放射冷却でバリバリの道を歩き慣れた私でも、久しぶりのアイスバーンは足の筋肉が攣る（´ω｀〃）。

そんな寒い日の真夜中でも「押入れのフクロウ」は鳴き続ける。

もう何日もジュリーの顔を見ていないが、ゴハンは食べてるし、今日のトイレの収穫は ウンＰ☆２個とシッコ玉１個。
問題なし。

昼過ぎに帰宅してみれば、４畳半に敷いておいた毛布にかわいい足跡がついている。
やっぱり人気がなければ自由に探索してあるいているみたいです。

朝ゴハンを食べたかどうか確認するためにフスマをそっと開けると、白地にキジ模様のボディがすすっと通り抜ける。
ひどく焦った感じはなく、「ちっ…　またきやがったぜ」と避ける感じ。

よしよし。

しかし、そろそろお見合い写真撮りたいなぁ。
え？撮影お断り？
そ、そんなこと言わないでジュリーったら☆

真夜中のフクロウ

ジュリーの押入れ生活はまる８日経過し９日目に突入。

相変わらずお顔は見られないし、ふすまを開けるときに声をかけるのでササッと他の場所に移動している。
でも、いいんだ。
ゴハンはちゃんと食べているし、トイレも砂を掻いたような後もある。
日常生活に必要なものは揃っているだろうというお母ちゃんの判断で、この生活をもうしばらく継続することにする。

その間にも、「風雲・押入れダンボール城」は着々と増改築を静かに重ね、真っ暗ながらも住み心地はそれなりに良くなってきたのではないかなと感じる。

何よりもジュリーの食欲が前よりも改善されているのが大きな前進。

一日に、大き目の缶なら３等分して　朝　夕　夜半　に水分を少々加え、お皿に入れて定位置に置く。
するといつの間にかそのほとんどを食べ、足りなければカリカリも食べている。

ゴハンに関するお悩みは、これでやっと終了ですね。

後は、そろそろ「夜鳴き」が始まって、まるでフクロウのように「ホ…　ホ…　ホ…　」と明け方まで続く。
人間が少しでも物音たてるとそれは止んで、静まるとまたフクロウは鳴き始める。

この鳴き方、やっぱり悲しいとか寂しいとか怖いとか、そんな感情なのかな。

一緒に遊べればいいのだけど、それはまだまだ先のお話になりそうなので、ジュリーもお母ちゃんもお兄ちゃんもここが辛抱のしどころ。
ジュリーも、冷たい雨に打たれておなかが空くよりよっぽどいい、とはやく気付いて欲しいな。

気長に気長に、じっくり待ちましょう。


※ジュリー、今日は雪が降ってきたよ。あの夜、ぐーやまのお姉ちゃんが攫ってきてくれなかったらもっと辛い思いをしたかも知れないね。これも君の持っている「運」。きっと幸せになれるよ。

ジュリーがやってきた＜初ウンＰ☆記念＞

やっと、やっとジュリーのウンＰっぴ☆がお出ましになりました！＼（^o^）／
副賞としてシッコ玉もてんこ盛り☆

モザイクかけたサムネといえども苦手な人は決してクリックしないでねｗ（ 画像は記事の下のほうにあります↓）
これだけのストレスがかかったのに、一週間で出たのなら優秀優秀。

そして昨夜もウェットとカリカリを食べた量が多くなってきていますのでこの分ならもう大丈夫でしょう。
後はあまり刺激しないで一ヶ月ほど同じ生活を続けてくれれば落ち着いてくるものと思います。

でもストレスは万病のもと。

昨夜も悲しげな声で鳴き続けていました。
怖いのと不安なのと。
お母ちゃんとおにいちゃんは「夜中にフクロウが鳴いてたね」で済む程度ですが、ジュリーの胸中は張り裂けんばかりなのかも。
でも、ゴハンはほとんど食べたし、お水も飲んだし、このペースなら期待できるんじゃないかな。

ある日、押入れからジュリーが顔を半分出してお母ちゃんをじっと見ている。
そんな妄想でつい、顔がニヤけるのでありました。




※クリック注意（モザイクつき）


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