動かざること置物の如し

今日のジュリーたん。

昨日とほとんど体勢変わってませんｗ
あまり食欲もないみたい…　といっても前日にガッツリ食いだめしてるから問題なさそう。
オケツだけ向けて、まるで拗ねてる子供みたいだなぁジュリー。

日に何回かﾎｰﾎｰ鳴くのでその度にそっと様子を見に行き、声をかけるけど絶対こっちを見ない。
「男の意地でござる」って感じ？
ならばしかたないでござるよジュリーどの。

今日は、一段目のお掃除と、二段目の敷物をお取替え。

毎日、少しずつ少しずつ住環境を心地よく整えていくのがお母ちゃんの仕事。
お兄ちゃんも時々、様子を見に来るけど押入れにいた頃はジュリーのお尻の模様さえ見えなかったしね。
それに比べたらずいぶん距離が縮まって来ました。

自由猫だったジュリー。

きっとあの狭い路地裏で気ままに過ごしていた頃が懐かしくて仕方ないんだろうね。
でもね、あそこはもうすぐ大きなショベルカーが来て、君の住む場所もゴハンを持ってきてくれる人も見つからなくなってしまうんだよ。

今の君にはまだわからないだろうけど、それを見過ごすことが出来なかったぐーやまのおねーちゃんの強い気持ちがなかったら、ずっとお腹を空かせて鳴き続ける運命だったかもしれない。
ひょっとしたら、そんな君を可哀相に思っておうちにつれて帰ってくれる人に出会えたかもしれない。
それは、とても長い長い時間が必要で、君が運命の日が来るまでその時間を耐え続けなければいけないのなら、今、家猫になる修行をして運命のその人に会う準備をするほうが良い、とお母ちゃんは思う。

どんな道筋を辿ろうと、運命の人には必ず出会うことになっているのだから。

さてジュリーくん、そんな訳だからそろそろお顔を半分だけでもこちらに向けてくれませんかね？
お見合い写真を撮りたいのですが…

嫌？　あ、そう…　（ｶﾞｯｸｼ☆